340: テテコナケ@\(^o^)/ 2014/08/19(火) 13:59:41.57 ID:yjphZlYr0.net
ふと思い出した、子供の頃読んだ地元の民族伝承を調べてみた。 
ホトトギスの「弟恋し、掘って煮て食わそ」みたいな(これも報われない後味の悪い話)、 
鳥の聞きなしから生まれた話。 



昔、ある一家の父親が山に働きに出ていた。 
ある日二人の子供が母親から、父に食べ物を届けてくれと粉(所謂はったい粉、麦こがしのことらしい)を渡された。
子供は山へ向かったが、つい途中の小川で寄り道をしてしまう。
子供たちが父の元へ着いたころには時すでに遅く、父は飢えで死んでしまっていた。
子供は「てて、こなけ(父、粉食え)」と亡骸に縋りながら泣いているうちに2羽の山鳩へ姿を変えてしまった。
それから、山鳩は「テテコナコケェ、テテコナコケェ」と啼くようになったそうな。

子供の頃読んだ本では作中の地名が隣町だったのと、
家の近くでもよく山鳩が啼いてたので何とも悲しい気持ちになったが、
今は働きに出た夫とそこへ使いに出した子供が二人とも帰って来なかった母親が
あまりに哀れに思えて後味悪。

341: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/19(火) 14:29:36.75 ID:Z/hMrM0iO.net
山鳩の鳴き声はデデッポーじゃろ

342: テテコナケ@\(^o^)/ 2014/08/19(火) 14:45:44.22 ID:yjphZlYr0.net
>>341
スマン、補足する。
子供の頃はてっきりキジバトのことだと思ってたんだが、
山鳩は「アオーアオー」と啼くアオバトを指すこともあるらしい。
話によっては父じゃなくてお父になって、「オトーコナケー」と啼いてる版もあっ謎。
別の意味でも後味が悪くなってしまった。

372: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/21(木) 13:12:13.15 ID:lEctccxW0.net
おれが小学校教諭の時の話

クラスで小銭入れを無くした子がいて、
その子の隣の席の子が貧乏な家の子だったんで疑われた。
体育の着替えの時、取られたこの机をゴソゴソしてた
っていう目撃証言もあり、
俺は良く調べもせずに「盗ったんなら正直に言いなさい」と
責め立て泣かせてしまった。

その日の放課後、落し物の報告が職員会であって
盗まれてたと思しき小銭入れがそこにあった。
その日の朝、校門直ぐ入った先の下駄箱の前に落ちていたという。
(事件発覚前に届けられてたというから後付けではない)

後味が悪かったので
おれは知らぬ顔を決めて、別の学校に配転されるまで内密にしていた

383: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/21(木) 20:39:09.97 ID:Hx9h/eMK0.net
>>372
その女の子、もう教師って人種を一生信用しないだろうな
そして子供を持った時にモンペに進化する、と

出典: 後味の悪い話 その152