834: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/11/12(水) 13:45:07.24 ID:oe8Io76g0.net
昔読んだズッコケ3人組であった話 

小学生のモーちゃんは、腹をすかせた無一文のオッサンに昼食のオニギリを全部譲った 
オッサンは「私は近いうちに金持ちになるかも。その時はお礼をしたい」と言って去る 
後日モーちゃんは呼び出され、腹から血を流して瀕死のオッサンからメモ帳と謎の地図を託される 
慌てて救急車を呼びに行くが、その隙にオッサンの姿は消えてしまった 



モーちゃんが親友二人と供にメモ帳と地図を調べてみると、どうやら大昔に海賊が隠した財宝の在処へのヒントが記されているらしい 
モーちゃん達ズッコケ3人組は海賊の財宝を探す冒険へ出る

メモ帳の暗号を解読し、宝が有るかもしれない島へ到着すると、謎の男達と遭遇
男達はあの日オッサンを刺して拉致した張本人で、オッサンが探していた海賊の財宝を狙っていた

3人組は偶然にも財宝の在処へとたどり着く
悪い男達は島の青年団によって捕らえられた

3人組が財宝を発見したことはニュースとなった
財宝は3人組の物になる筈だったが、「海賊の子孫」と自称して財宝の所有権を主張する者が続々と現れ始め、権利は何分割にもされていくであろうと予測された

残念なことに、あのオッサンは既に亡くなっていた
男達に捕まって刺され、命からがら逃げ出してモーちゃんにメモ帳と地図を託すも、再び拐われ、そのまま死亡
しかもオッサンの死因は「衰弱死」。腹部の刺傷は、衰弱を早めただけらしい
オッサンは昔は会社を経営していたが、宝の地図を手に入れたのを切っ掛けに、会社も家族も放置して宝探しに夢中になった
会社は潰れ、家族に逃げられ、全財産を失いながらも財宝の在処を突き止めたが、あと一歩という所で力尽きてしまった
オッサンの遺骨は家族から受け取り拒否され、無縁仏として島の寺へ預けられることになった

3人組がテレビを観ていると、また一人新たに「自称海賊の子孫」が現れたと報じられていた


俺は「オッサンは監禁された状態で生きててラストで救出されるんだろうなー」って期待しながら読んでたからショックだった。児童文学だから油断してた

838: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/11/12(水) 16:24:28.31 ID:+rvC2kCI0.net
>>834
ズッコケ3人組って明るい話もあるけどたまに本気できつい話もあるからな

847: 伊藤潤二「墓標の町」 2014/11/13(木) 00:10:42.35 ID:VaZzhwVx3
引っ越した友人から「珍しいものを見せたいから来て」という手紙を貰った主人公は、友人を好きな兄の運転でその町に行く。着いてすぐ兄は友人の妹(この時は知らなかった)を跳ねる。病院を探す間に死んでしまった。
死体はトランクに隠し友人に会うと、町を案内される。珍しいものとは人間や動物が死ぬと墓標化する現象で、その際決して死体を動かしてはいけないという。移動させると死体は完全な墓標になることはできない。
妹は夜になっても家に帰らず、翌日主人公たちは友人やその両親と探し回るが、見付かるはずもない。万が一のことを案じる友人一家に別れを告げて、主人公たちは町を離れる。途中で荒れ寺の古井戸に死体を投げ込んで。
兄の手の傷は悪化してゆき、間もなくして死んだ。葬式の日、兄の死体は原型を留めぬ石の群生の状態になる。「兄さんは罰が当たった」と思った主人公は自首する前に、あの町へ行く。友人一家に詫びるために。そこには親戚に宛てた遺書と毒薬の瓶と、三本の墓標が残されていた

出典: 後味の悪い話 その153