DQN
14/05/25
俺がまだ四国に住んでた頃の昔話をしようと思う。

20年位前、元族仲間の馬鹿連中達と一緒に日本中の心霊スポット巡りをしていた。

そりゃあらゆる所に行ったよ、〇〇トンネルとか〇〇村だとかネット上に氾濫してるメジャーな心霊スポットや、パワースポットは全部巡ったし、オカルト系の業界人とかからも色々と情報を仕入れて表には出ない所とか、入っちゃいけない所に入ったり、やってはいけない事を俺達は何でもやった。

チ〇ポ地蔵だとか問題にならないくらいの、ここに書けないくらいのバチ当たりな事を相当やったwww



具体的にはお墓に小便かけたり、骨つぼ勝手に盗み出して肥溜めに全部捨てたり、さい銭箱を便器代わりに野糞で満杯にしてやったりお供え物をグチャグチャに踏みつけるとかは当たり前。

女子禁制の所に女団体連れて土足で上がって王様ゲームしたり、注意しに来たおっさんとかを山奥に捨てたり(半殺しだったし、まさか死んではないとは思うけど…ゴメンナサイ(^_^;))

古寺に火を付けてボヤ騒ぎ起こしたり、とにかく霊的なものが怒りそうな事は何でもやった。

立ち入り禁止の遺跡みたいな所に侵入して鏡とか土器とか陶器とかハニワとかヤバそうなモンを片っぱしから地面に叩きつけて割りまくったり、人骨に油性マジックで落書きとかしたのも一度や二度ではない。

頼まれて仏像とか地蔵を盗み出したり、燃やしたりした事もあったし、もしかしたら重要文化財かもしれない物を破壊してしまったかもしれない(いくらなんでもやりすぎたと今では反省してる(^_^;)ごめんなさいww)

趣味でそういう事をずっとやってたけど、仲間で誰一人幽霊を見た奴はいなかった。

「霊なんているわけねえのにな」

とか

「祟れるもんなら祟りやがれ!」

とか言いながら毎日日本中を巡りながら好き勝手やってた。

そんなある日の事。馬鹿仲間の一人の白石(仮名)が死んだ。死因は交通事故。科学物質を積んだトラックと交通事故を起こした。

トラックに積んでいた劇薬を全身に浴び、皮膚がドロドロに剥がれ破れた皮膚から内臓が飛び出して死んでしまったそうだ。

事故当時は深夜で事故現場周囲には人はおらず、数時間苦しみ抜いて死んでしまったと聞いている。後味の悪い事件だけに馬鹿仲間の3/4はビビって心霊スポット巡りに二度と来なくなった。

で、残ったのは当時の俺と同じく、全く霊とか信じてなかった強者ぞろいだった。

霊は誰一人信じてなかったが、皆で白石の弔い合戦をしようという事になり、最後に白石と行った山奥の心霊スポットである某廃社に行くと、ガソリンを廃社にたっぷりとぶっかけて火をつけた。

火の回りは早く、危うく死人が出る所だったけれど一応全員が無事だった。けっこうな山火事になってTVでも放送されたのを覚えている。

その3日後。火事で西口(仮名)が死んだ。西口は一番付き合いの長い馬鹿仲間だったが、今回の神社放火の時にはいなかった。

この時点で俺は動揺してたけど、周りの馬鹿仲間も信じ始めていた。「祟り」ってやつを。

そんで霊に対して逆ギレ出来るのが俺等の凄い所だった。西口が最後に行った廃堂に全員で行くと、木製の仏像の前で

「どもーお礼参りっす!今日から毎日ここでウンコひり出し御百度参りしますけんヨロシクッ!」

と吐き捨てて10人くらいでウンコをして帰った。そのついでに近くの廃屋を7、8件放火してやったww

だけど今度は何も起こらなかった。1週間が過ぎた頃にまた馬鹿仲間の中川(仮名)がおもしろい事を考えついた。

「もう、あの仏像ぶっ壊そうぜ?そんでさあの寺肥溜めにして糞神様祀ろうぜ?」

糞神様とは昔馬鹿仲間が図書館からパクって来た漫画のタイトルで、内容は忘れたがそのタイトルにちなんで馬鹿仲間の間ではマスコットキャラみたいなもんだった。

「いいね!やろう!やろう!」

と俺は言った。翌日、皆でお堂から仏像を庭まで運び出してオノでバラバラに細かく叩き割って焚火にくべながら

「なあ?昔やってた糞神踊りしようぜ!」

と中川が言い出した。

糞神踊りとは俺等が学生時代にパシリの同級生達によく踊らせていた踊りで、糞神様を読みながら俺達が思いついた踊りだ。

素っ裸になって体中に恥ずかしい落書きをされ、卑猥な踊りを踊らせるという一種の罰ゲーム。燃え盛る仏像の横で皆で酒盛りしながら大笑いして中川の糞神踊りを眺めていた。

思えば俺の人生の中で最後に笑ったのはこの時になるんだろうな。その日以来、廃寺には馬鹿仲間達で通った。毎日酒盛りしながら糞神踊りをした。

毎日毎日毎日毎日…

そしてひと月はたった頃か?その頃になると全員正座して一列になって中川の糞神踊りをじっと見つめているんだよ。何が面白いのか知らないが朝から晩までずーっとずーっと。

中川はもうすでに発狂しているのか、元の糞神踊りとは似ても似つかない奇怪な動きで踊り続けている。異様な光景が目の前に広がっている。

マジックで書かれた体の落書きも今では汗と垢で原型を留めず異様な呪文の様にしか見えなかった。一日一日、俺は毎日仲間が減っていくのに気が付いていた。

「こんな気味の悪いもんに付き合いきれるか!こんなんに取り憑かれやがって…情けない」

そう吐き捨てると俺は以降廃寺に行かなくなった。

だけど、その数ヶ月後、俺はある人に頼まれて廃寺に向かっていた。

中川達がいた…残っているのは8人くらいか?中川の手には鎌が握られ、あの異様な踊りを踊っている。俺は、まあ呪いってのはあるんだな、とこの時から信じる様になった。

話はここで終わり。

儀式はどうなったかって?もう儀式はやってないよ。その日の帰りにトカレフでその場にいた全員を撃ち殺してその寺の庭に埋めたんだから。

俺は助けようとしたけど、もう殺さないとダメだとある人に言われた。だから俺が殺した。そんだけ。

今の俺?関西の某所でヤ〇ザやってるよ、呪い専門の。最近じゃ体中に癌が転移して余命3ヶ月だww

今は仕事で東京にいる、明日3人程消す予定。以上。