13/05/02
百物語にも似たような話があったんだけど。今年の正月にじいちゃんにあった時の話。

じいちゃん家を8年ぶりくらいに訪ねたんだ。玄関までじいちゃんがわざわざ出てきてくれた。

「じいちゃん、久しぶり」

俺が声を掛けると急に膝を崩して泣き出した。俺は久しぶりだからっておおげさだなぁ…なんて思ってたが、そうじゃなかった。

じいちゃんの口から語られたこと。



それは70年くらい前、まだ戦前でじいちゃんが15歳くらいのとき。まさに今の服装をした俺に出会ったことがあるという。

夏の雑木林で、黒いコートに黒いジーパン。ここでこの服装をした俺が立っていたということだ。

夏なのに冬の厚着をして、小奇麗な服装をした男だと思ったらしい。当時のファッション基準でだろう、今じゃ黒づくめなんて単なるオタファッションだ。

その俺?らしい男は、当時のじいちゃんに

「じいちゃん、久しぶり」

とひとこと言うと、そのまま雑木林の奥に消えていったそうな。当時のじいちゃんは「なんのこっちゃ」くらいに考えていたみたい。

だが、今回俺と会ったことで、その記憶がよみがえり、思わず涙がこぼれたという。

この話が事実だとしたら、俺はそのうちタイムリープみたいな経験をするのか?それとも映像だけ過去に飛ぶことってあるのか?

何にしても不思議とワクワクしてしまった。駄文ですまん。


 


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