140: 底名無し沼さん 2016/12/19(月) 23:11:11.67 ID:tWIeznwZ.net
こんな話もある。 
昔のことだから場所を書く。二上山 
低い山だ。お手軽なハイキング気分で友人たちと登った。 
谷沿いに登っていくと「カンカンカン」と音がした。 
はじめ気にしなかったが、また「カンカンカン」 
鳥か?と思った。また「カンカンカン」。鳥じゃない。 
人が何かを叩いているのか?山林作業? 
歩いていると、また「カンカンカン」 
友人の一人が言った。「10分おきに音がしている」 
やつは、時計で測っていたんだ。利発なやつだった。 
「しかも毎回3回ずつカンカンカンだ」。 
そのあとも10分おきに「カンカンカン」 
頂上付近にさしかかったときに、岩石が露出した 
ある程度広い舞台のようなところに出た。見ると 
そこに石が沢山ちらばっている。石器だった。 
石核や剥片、きれいな石刃や尖頭器のようなものもあった。 
「これ作っていたのかな?」と友人の一人が言った。 
「あのカンカンカン」 
でも、ここからは下の方にまでは音は聞こえないだろう? 
そうしていると、また「カンカンカン」 
音がなっているのはココじゃない。 
石器を拾い上げてよく見たが風化していて、最近つくられた 
ようなものではなかった。みんな、1つ2つくらいずつもって 
帰った。そこから離れるときにも「カンカンカン」 
頂上に着く頃には聞こえなくなった。 
下山するときも聞こえなかった。 
なんだったんだろうか?



187: 底名無し沼さん 2016/12/25(日) 14:15:32.71 ID:k0auUBnk.net
持ち帰った石器の岩質や種類を、その利発な友人は自分で調べていた。さすがだ。
岩石は、安山岩という火山岩。黒曜石とならんで石器に使われるということを大学の地学の先生に教えてもらったとのこと。
別名「カンカン石」とも。
「それで、やまんなかでカンカンカンかよw」と笑ったことを覚えている。
石器についても調べたと。これは博物館の学芸員に尋ねたらしい。
表面が風化しているので古いものだ、ということしかわからなかった。岩の上にむき出しで残ってたと話したら、そんな遺跡はないね、と言われたそうだ。

144: 底名無し沼さん 2016/12/20(火) 08:56:48.38 ID:bQsps8QS.net
持って帰った石器は手もとにないの?

162: 底名無し沼さん 2016/12/22(木) 20:04:49.22 ID:Gk7PcpjU.net
山で場違いな人間に会うと怖いという話があるが、
これもその一つ。
こんな話もある。
ずいぶん昔の話なので場所を書く。高月山
千メートルちょっとの山なのだが、きれいな渓谷があって
おもしろい。友人と一緒に2つの峰の登頂を目指した。
メインの山道を離れて登っていくと小雨が降り始めた。
樹木にタープシートというのもいやだな、と思っていると
岩のシェルターが見えたのでそこに向かった。
先客がいた。おばあちゃん。
ふつうの、どこにでもいるようなおばあちゃん。
どうしてこんなところに?
彼女は、小奇麗な格好をしているが、とても登山のための
服とは思えない。ちいさな黄色いリュックサック
(子供が使うようなもの)を持っていた。
「やまをのぼりよさるんかな?あめでなんぎよな」
おれたちは挨拶をして彼女の隣に座り込んだ。
「おひとりで山登りですか?どなたかご一緒の方は?」
彼女はそれには答えず、「ぬくいもんでものみんさいや」
リュックから魔法瓶を出してくれた。俺達は金属マグを
だして、そこからお茶をもらった。美味しかった。
「ここらはさるがおるけんな、ものとられんようにきをつけんと
いけんで」彼女は始終にこやかっだった。
雨が小ぶりになったのでそこで別れた。
「よければ下までお送りしましょうか?」
彼女は丁寧に礼を良い、その申し出を断った。
登っていく途中、利発な友人が言った。「あのおばあさん、
なんのために登ってきたんだ?こんなところまで?」
「山菜とりじゃないよな。季節外れだし。」俺
俺達は予定通り2つの峰に登ったが、そのおばあさんのこと
が気になって、何度も話題にした。

187: 底名無し沼さん 2016/12/25(日) 14:15:32.71 ID:k0auUBnk.net
この時怖いと思ったのは、彼女から別れてから歩いていて、友人が突然
「あのおばあちゃん、あそこで服毒自殺しようとしてたんじゃないか?」と、とんでもないことを言ったから。
その後ずっと気になった。

164: 底名無し沼さん 2016/12/22(木) 20:19:21.71 ID:Al5bjNjm.net
場違いな服装のやつなんて意外といるもんだよ

183: 底名無し沼さん 2016/12/23(金) 21:25:44.80 ID:Zcl+FKCZ.net
こんな話もある。
昔の話だから場所を書く。釈迦ヶ岳
夏だったのでかなり汗をかいて河原で休んでいた。
利発な友人と一緒に。彼は頼りになる。
一緒に登って安心、楽しい人間だ。
河原でお湯を沸かしていると、その友人が「おっ!」
彼を見ると、何かの破片を持っている。
「かわらけがあるぞ。」彼は河原を歩いて探し始めた。
俺も探したが、よくみると結構ある。
縄文土器のような文様があるわけではない単純な
焼き物の破片だ。
「こんなところにも人がいたんだな」と話し合ったが
そこは、かなり山奥で標高も高い。焼き物をもって昔の人が来るか?と疑問を持った。
探していると完品を一つ見つけたので持って帰った。
友人も厚手の破片を持って帰った。
麓の集落で尋ねたが、そんなところに人が住んでいたということは聞いていない:ということだった。
不思議な場所だった。
この話を思い出して、そのカワラケを探し出してみた。
写真を貼る。
呪いなどはないと思うが・・・俺も生きてるし。
山にはいろんなものがあるわ。

うしみつ注:すでにリンク切れのようです
http://i.imgur.com/0Ujme8P.jpg
184: 底名無し沼さん 2016/12/23(金) 21:42:28.81 ID:M86q4RLL.net
>>183
個人的な好みの範疇ですが
山にあるもんは山の神さんのもんだと思っているので
ゴミ以外は持ち帰らない様にしていますね

私は関東なんで釈迦ヶ岳っつうと高原山かな
初滑りは大体ハンタマっす(スキー場)

187: 底名無し沼さん 2016/12/25(日) 14:15:32.71 ID:k0auUBnk.net
>>183
まわりに高いところはなかったので、そこから投げたということは考えなかった。
破片が摩耗していなかったので(写真でもわかるように完品に近いものもあった)
上流から長距離流されてきたとも考えられなかった。しかもある程度密集して分布
していた。わからん。

185: 底名無し沼さん 2016/12/23(金) 22:17:48.54 ID:MTuHRkbe.net
かわらけって高台から投げたりして願掛ける風習あるだろ
山頂とかの高いとこから投げてたのでは

186: 底名無し沼さん 2016/12/24(土) 19:23:41.48 ID:WpNKRXUG.net
呪いつーか祟りだよな

189: 底名無し沼さん 2016/12/25(日) 15:46:15.34 ID:QuJsl1IT.net
石器作り体験の野外学習とかの場所ってことは…さすがにないかw
石器が散らばる現場の写真は撮ってなかったの?
まあ今ほど気軽に記録に残せる時代ではなかったのかもしれないが

545: 底名無し沼さん 2017/04/14(金) 12:13:58.79 ID:tJ6cn8ip.net
こんな話もある。
昔のことだが場所はひかえる。

利発な友人は、趣味を活かして山を登って、山である調査をするバイトをしていた。
その日もいつもどおり麓の集落の道を通って山に登った。
途中、道沿いに何軒か民家があったが、そこの人たちが異様に敵対的。
会うと逃げる;物陰から睨む;子供が逃げる;遊んでいる子供を大人が連れて逃げる、散々な対応だった。嫌な感じがして、彼は先をいそいだ。
その日の仕事を終えて、調査本体と合流するために登ってきた道をおりてきた。「また、あんな対応を受けるのかな?嫌だな」と考えながらおりていると、途中から体の調子が悪くなってきた。体がいたい、息切れがする、貧血気味だ。
彼は下山を急いだが体調はどんどん悪くなっていきその集落に着く頃には歩くのもつらくなった。
助けを求めるために最初の家(一番山側)を訪れたが応答なし。家の中に人は居そうなのに。
次の家をやっとのことで行ったら、庭で農作業をしていた人たちが彼をみとめると、いきなり家の中に入って玄関をピシャリと閉めた。
(つづく)

546: 底名無し沼さん 2017/04/14(金) 12:16:48.50 ID:tJ6cn8ip.net
彼は、玄関まで這うように行って声をかけた。
『すみません、体調が悪いのですが、ちょっと休ませてください。水をいただけませんか。電話をかしていただければと・・・』
応答なし。少しして、「出ないぞ!」という男性の怒号が。
利発友人は、やっとのことで玄関の戸を叩いた。「おねがいしま~す」
「この人、違うんじゃない、違うわ」という女性の声がして、戸が開いた。
そこで朦朧となったそうだが、つぎに意識がはっきりすると座敷に寝かされていた。

その家の人はとても親切だった。「いやいや、悪かったね~。誤解してたわ。」彼らはバツが悪そうだった。
曰く。この集落には、一人の男が二年に一回くらい下から登ってくる。彼は、いつも同じ服と装備で「あなたにそっくり」、「いや、あなただ」。
友人は面食らった。ここは初めてだった。
続けて言うには。それはそれでいいのだが、その後が問題だ。
あなたそっくりの登山者が来た後は、その集落か、あるいは、その周辺の集落の人がかならず一人死ぬ。それが続くので怖くなって、その人が来ると皆、避けるようになった。
(つづく)

547: 底名無し沼さん 2017/04/14(金) 12:18:00.29 ID:tJ6cn8ip.net
その登山者は、登ってはいくが同じ道をおりてこない。
彼らは、その男に挨拶をして、やんわりと問いただしてみようともしたが、まったく無反応で無視される。手のほどこしようがない。
これが、登る時に友人に示した態度の理由だった。
その後、彼は集落の人の軽トラックに乗せてもらって、近くの大きな駅まで送ってもらった。
次の日、雇用者(会社)に尋ねたが、「そんな話は聞いたことが無い」

その日の彼の体調不良は、後に、彼に大変なことももたらすのだが、それは関係のない話だ。

553: 底名無し沼さん 2017/04/15(土) 08:38:24.49 ID:2CMQgmdb.net
>>545
冒頭で半村良の「ふるさとは黄泉の国」を思い出した。
奥三界山とか付知渓辺りが舞台にされている小説。

550: 底名無し沼さん 2017/04/14(金) 14:26:04.89 ID:1SK9wx+y.net
そのあとの起こる大変なことってなんだ?
なんで謎の登山者はその男にそっくりなんだ?
怖くはないが ほんのちょいひきこまれる

143: 底名無し沼さん 2016/12/20(火) 08:53:41.23 ID:bQsps8QS.net
利発な友人は別に活躍しないのかよw


元スレ:http://ikura.2ch.sc/test/read.cgi/out/1478693438/