1: 風吹けば名無し 2018/03/05(月) 18:31:36.36 ID:VhrZ3oUP0

シラミとノミが一緒に所帯をもち、卵の殻でビールを作っていました。するとシラミが中に落ちてやけどをしました。これを見てノミが大声で悲鳴をあげました。
すると部屋の小さい戸が言いました、「ノミさん、どうしてわあわあ言ってるの?」「シラミがやけどしたから」それで小さな戸はギイギイきしみだしました。
これですみの小さなほうきが言いました、「どうしてギイギイきしんでるの?」「ギイギイきしまないでいられない。シラミがやけどした。ノミが泣いている。」それで小さなほうきは、やみくもに掃きだしました。
すると小さな荷車が通りかかり、言いました。「ほうきさん、どうして掃いてるの?」「掃かずにいられない。シラミがやけどした。ノミが泣いている。小さな戸がギイギイきしんでいる。」すると小さな荷車は「それじゃ僕は走ろう。」と言って気が狂ったように走りだしました。
それで荷車が走ったそばにいた燃えがらの山が言いました、「荷車さん、どうしてそんなに走ってるの?」「走らずにいられない。シラミがやけどした。ノミが泣いている。小さな戸がギイギイきしんでいる。小さなほうきが掃いている。」燃えがらの山は「そんじゃ私はぼうぼう燃えよう。」と言って明るい炎になって燃え始めました。
燃えがらの山の近くの小さな木が言いました、「燃えがら山さん、どうして燃えてるの?」「燃えずにいられない。シラミがやけどした。ノミが泣いている。小さな戸がギイギイきしんでいる。小さなほうきが掃いている。小さな荷車が走っている。」小さな木は、「それじゃ私は揺れましょう。」と言って、揺れ出したので葉っぱがみんな落ちてしまいました。
水がめを持って近づいてきた女の子がそれを見て言いました、「小さな木さん、どうして揺れてるの」「揺れずにいられない。シラミがやけどした。ノミが泣いている。小さな戸がギイギイきしんでいる。小さなほうきが掃いている。小さな荷車が走っている。燃えがら山が燃えている。」これを聞いて女の子は「それじゃ私は水がめを割ってやろう」と言って小さな水がめを割りました。
すると、水がわき出る小さな泉が言いました。「お嬢さん、どうして水がめを割ってるの?」「水がめを割らずにいられない。シラミがやけどした。ノミが泣いている。小さな戸がギイギイきしんでいる。小さなほうきが掃いている。小さな荷車が走っている。燃えがら山が燃えている。小さな木が揺れている。」
「あ、はは、それじゃ私は流れよう」と泉は言い、猛烈に流れ出しました。それでその水に溺れてみんな死にました、女の子も、小さな木も、燃えがらの山も、ほうきも、小さな戸も、シラミも、みんな一緒に。






18: 風吹けば名無し 2018/03/05(月) 18:38:43.82 ID:VhrZ3oUP0
頭おかしなるで

19: 風吹けば名無し 2018/03/05(月) 18:39:30.62 ID:VhrZ3oUP0
登場人物全員池沼

16: 風吹けば名無し 2018/03/05(月) 18:38:20.46 ID:u+RApN9p0
なんか草

2: 風吹けば名無し 2018/03/05(月) 18:32:04.30 ID:VhrZ3oUP0
童話だし適当に作ったんかこれ

3: 風吹けば名無し 2018/03/05(月) 18:32:15.91 ID:98qwRpKb0
韻踏んでる言葉遊びなんやろかこれ

4: 風吹けば名無し 2018/03/05(月) 18:32:38.14 ID:VhrZ3oUP0
バタフライ効果云々は何となく思ったけどどうなん

8: 風吹けば名無し 2018/03/05(月) 18:34:04.83 ID:fsMjf76Z0
じゅげむとかこれはのみのぴこみたいなやつなんちゃうか

10: 風吹けば名無し 2018/03/05(月) 18:34:34.85 ID:5ZmjF3EHd
攻撃力下がりそう

11: 風吹けば名無し 2018/03/05(月) 18:35:42.77 ID:VhrZ3oUP0
マジで適当に作った説あるよな

12: 風吹けば名無し 2018/03/05(月) 18:35:52.04 ID:98qwRpKb0
Lauschen hat sich verbrannt,
Flohchen weint,
Turchen knarrt,
Besenchen kehrt,
Wagelchen rennt,
Mistchen brennt."

読めんけどリズムやダジャレっぽい気がするわ

14: 風吹けば名無し 2018/03/05(月) 18:36:57.41 ID:VhrZ3oUP0
ダジャレか日本語訳だからいまいち面白みが伝わらないのかな

15: 風吹けば名無し 2018/03/05(月) 18:37:20.10 ID:ObQCj5J00
風が吹けば桶屋が儲かるみたいな話やろ

17: 風吹けば名無し 2018/03/05(月) 18:38:23.97 ID:98qwRpKb0
ずいずいずっころばし
ごまみそずい
とか訳せんやろ

5: 風吹けば名無し 2018/03/05(月) 18:33:04.09 ID:iU0tB7um0
「わらと炭とそら豆」もヤバいで
村に貧しい年とったおばあさんが住んでいました。おばあさんはそら豆を一皿取ってきて、煮ようとして、かまどに火をおこし、火が早く燃えるように一つかみのわらをくべました。そら豆を鍋に空けていたとき、一粒が、おばあさんにみえないで落ち、わらのそばの土に転がりました。それからまもなくかまどの火から燃えている炭が跳ねてその二人のところに落ちました。すると、わらが「やあ、君たち、どこからここに来たの?」と言いました。炭が、「僕は運よく火から跳び出たよ。力いっぱい逃げなかったら、きっと死んでいたな。燃えて灰になってしまうところだった。」

そら豆が、「私もすんでのところで逃げたのよ。だけどおばあさんが鍋に入れてしまったら、仲間みたいに情け容赦なくスープにされてしまうところだったわ。」と言いました。「僕も同じ目にあうところだったよ。」とわらが言いました。「おばあさんは僕の兄弟たちをみんな殺して火と煙にしちゃった。一度に60人をつかまえて命を奪ったんだ。僕はさいわいにおばあさんの指をすりぬけたけどね。」「だけど僕たちどうしようか?」と炭がいいました。「思うに」と豆が答えました。「私たちは運よく死ななくて済んだんだから、お友達になって一緒にいましょう。ここだとまた悪いことが起こるといけないから、一緒に出て行って、よその国でやり直さない?」その提案は他の二人の気に入り、三人は一緒にでかけました。

しかし、まもなく三人は小さな川にやってきて、橋も渡り板もなかったので、どうしたら向こうに渡れるかわかりませんでした。わらが良い考えを思いつき、「僕がまっすぐ向こうに寝転がろう、そうしたら橋みたいに僕の上を歩いて渡れるよ。」と言いました。それでわらはこちらの岸から向こう岸へ体を伸ばし、炭は、せっかちな性格だったので、新しく建てられた橋の上で思いっきりつまづきました。それでも真ん中に着いて、足元で水がゴーゴー流れているのが聞こえたとき、結局、怖くなり、立ち止まって前へ進もうとしませんでした。ところが、わらが燃え始め、二つに割れて、川におちたので、炭はそのあとを滑り落ち、水に入った時シューと音を立てて最後の息をひきとりました。

そら豆は、用心してまだ岸に残っていましたが、その様子を見て笑わずにはいられませんでした。そして笑い止めることができなくて、ひどく笑ったので破裂してしまいました。豆もまたお終いになっていたはずでしたが、運よく仕事を捜して旅をしていた仕立て屋が川のそばで座って休んでいて、思いやりの心があったので、針と糸をとりだし、豆を縫い合わせました。豆はとても可愛らしく仕立て屋にお礼を言いました。しかし、仕立て屋が黒糸を使ったので、その時から豆にはみんな黒い縫い目があるのです。


https://www.grimmstories.com/ja/grimm_dowa/wara_to_sumi_to_soramame



20: 風吹けば名無し 2018/03/05(月) 18:40:36.92 ID:VhrZ3oUP0
これ評価が9.1/10 ってほんとにみんな理解してんのか?

21: 風吹けば名無し 2018/03/05(月) 18:41:26.87 ID:dkun7kLqa
中世の意識高い系が作った作品やぞ
不条理でオシャレやろの精神やで
まともに考えるだけ無駄や

7: 風吹けば名無し 2018/03/05(月) 18:33:43.53 ID:VhrZ3oUP0
グリム童話っておかしい内容の作品結構あるよね


元スレ:http://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1520242296/