641: 本当にあった怖い名無し 2018/06/04(月) 19:30:11.45 ID:4YT9SpKW0
石じじいの話です。

見つけると死ぬ石があったそうです。
どういうものか?
山林作業などで山に入った大人や遊びにいった子供が死んでいる。
その死体は例外なく、赤茶色の珪石を握っているのだそうです。
あるいは近くにそれが落ちている。
当然、現場検証が行われるので、その石もほとんどの場合、警察によって発見され回収されます。
ある刑事が、その共通性に気がついて、警察にも知己の多かったじじいに尋ねたそうです。
じじいは、「石は、上記の通り赤茶色の珪石であり、そのあたり一帯ではまず見つからない石だ」、ということを教えました。
石は、4個ほど警察に保管されていたそうですが、どれも同じような石でピンポン球くらい。
『その石ひろた警察の人はだいじょうぶやったん?』と私
じじい曰く:
『そうよ、そのことよ。警察の人や死体見つけた人らは皆、死ななんだ。あれは、最初に山で見つけて手に持ったら死ぬんかもしれん、ちゅうことやったね。』
事件性は認められず、そのような珪石に関わる死亡事案はいつのまにか起こらなくなりました。
死亡と石は偶然だったのかもしれませんが、偶然がそれほど重なるものでしょうか?
『なあ、気いつけんさいよ。その赤い石は、なにも山にだけあるとはかぎりゃせんので。学校へいく道端に落ちとるかもしれんし、泳ぎにいった浜におちとるかもしれんが。』
 おどかすなよ、じじい!と怯えたものです。

でも、いま、こう書いて考えてみると、その石は、死んだ人たちだけがあらかじめ持っていて、その石の効力で皆死んだ、とも考えられるのではないでしょうか?
その人たちが、その石を入手した時期が同じくらいであれば、それによって死ぬ時期も似通ったものになるのでは?しかし、そうなると、なぜ彼らが同時期に石をどうやって入手したのか?どうして、同じような時間経過で死ぬのか?がわからない。



646: 本当にあった怖い名無し 2018/06/06(水) 20:16:49.41 ID:fW71Uw8e0
石じじいの話です。

山中に、「死にたくなる場所」があったそうです。
春先の清々しい晴れの日に山を歩いていたじじいは急に死にたくなったそうです。
地面から風が吹いた様に感じたそうですが、そのあと急に気分がふさぎ込んで、いろいろと過去の嫌な思い出が浮かび、絶望感が湧き上がったそうです。
『いい年をした自分は、こんな石探しのようなバカなことをして世間様に顔向けができない恥ずかしい人間で、死んだ親もこんな息子では成仏できない・・・・ほらほら、あの時に、朝鮮人に言った言葉が、あとであんなことを・・・・』
ロープを持っていたので、それで首をくくろうとしたようでした。
急に、「きぃっーっ!」という鳴き声(?)が聞こえて、真っ黒な鳥が近くを飛び去りました。
それで、我にかえったそうです。気づいた時に、その鳥が鳴いたのだと思った、と。
その時、ロープを、アノ輪っかの形にして持って立っていました。
すると、再び気分がふさぎ込みはじめたそうです。
じじいは、慌てて、山中を走りました。走れば大丈夫だろうと思ったそうです。
大汗をかいて、じじいは何かにつまずいて倒れました。
もう、死にたい気持ちは全く無くなっていて、かえって、強い幸福感につつまれていたそうです。
村に降りて話をきいたら、その山のなかでは、昔から何人も自殺した人がいたということでした。

『じぶんの本当のこころのなかが出たんかのう?別に悲観しとったわけじゃないけんどな。
そういう場所やったんかねえ。そうよ、そのあとにな、がいにお腹が空いてな、ようけ飯食うたで。』

647: 本当にあった怖い名無し 2018/06/06(水) 20:40:54.71 ID:PZvAg22i0
>>646
死にたくはならないがヒダル神に似てるな

648: 本当にあった怖い名無し 2018/06/06(水) 23:50:34.83 ID:O1070NdC0
>>647
ひだる神

石じじいのホームグランドは、まさにその妖怪?の本場でした。
調べてみると、水木しげるの本にも出ています。
山中を歩いていると、急に激しい空腹感をおぼえて動けなくなる、という。
私にも何度か経験があります。
石じじいも私も同じところの出身なので、ある種の「風土病」ではないか?と疑ったりもしました。
(そんなことはないのですが)
自覚症状としては、脳貧血、低血糖症のような感じです。
なにか食べ物を持っていると、それを食べると回復します。
ほうっておいても、時間がたつと回復します。

このような魔物?に憑かれた時には、山の神さまに木の枝などを手向けると助かる、ということがじじいの故郷あたりでは伝わっていました。今はもうないでしょう。
山中に祀られている石仏です。
この石仏が祀られていると、まあ、心強いのですが、 普通の場所に祀られているわけではない、と石じじいが言ってましたね。
『気いつけんさいよ。長居は無用で』と。

650: 本当にあった怖い名無し 2018/06/07(木) 12:08:44.46 ID:wx4eXMzE0
滝壺が綺麗な色過ぎてつい飛び込みたくなるのは子供の頃からあるな
間違いなく死ぬんだけど本当に綺麗でさ
怖いほど美しい色
エメラルドグリーンだったり瑠璃色だったり
652: 本当にあった怖い名無し 2018/06/08(金) 19:47:47.33 ID:+o2KHUL50
>>650
川の青黒い淵なども飛び込んでみたくなりますね。
いや、これは、じっさいに子供の頃に飛び込んでみる(みた)わけですが。
淵になった部分は流れが早く、そこに砂もたまらなくなっていることが多いですね。

石じじいの話です。

じじいは、山奥の川で淵の中を泳ぎ回る人間を見たことがあったそうです。
水面から高い崖から川面を見おろすと、その淵を人が長い手足を動かして、すいすいと泳ぎ回っていたそうです。
白い裸体(?)で、緑黒い淵から浮き出るようだったと。
ずっと見ていても、息継ぎのために睡眠に顔をだす気配がありません。
気持ちよさそうに手足を動かして泳ぎつづけていたそうです。
そのうち、その白いスイマーは、ふっと泳ぐのをやめて、気をつけの姿勢をとって淵の中に停止しました。
水は流れているのにそのスイマーは流されませんでした。
それを見ていたじじいは、なにか、それが自分を見つめているのではないか?と思い、恐ろしくなってその場を立ち去りました。
それに顔らしきものはなかったのですが。
そのあと、川の近くで野営するのがためらわれたそうです。魚が跳ねたりして大きな水音がすると、ぎくっとしたと。

『頭はあったが顔は見えんかったなあ。髪の毛もなかったような気がするが。おなごやったらxoffsdfasasooとったかもしれんなあw』