1: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)01:59:47 ID:12r
ミシャグジとかアラハバキとか
やっぱ大和朝廷と対立してた異民族の神様で神道とは別のルーツなんかな?



2: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:00:45 ID:12r
ミシャグジさま
ミシャグジとは中部地方を中心に関東・近畿地方の一部に広がる民間信仰で祀られる神である。長野県にある諏訪地域はその震源地とされており、実際には諏訪大社の信仰に関わっていると考えられる。
全国各地にある霊石を神体として祀る石神信仰や、塞の神・道祖神信仰と関連があるとも考えられる

3: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:01:16 ID:12r
アラハバキ
アラハバキとは、東北地方を中心に古くから庶民の間で信仰されてきた日本の民間信仰的な神の一柱で、アラバキとも呼ばれます。
荒脛巾・荒吐・荒覇吐・阿羅波比・阿良波々岐など表記はさまざまですが、信仰の厚い東北地方を始め、アラハバキを祀る神社は全国にあります。

12: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:03:43 ID:LHC
土着信仰が多めやからもう語り継ぐやつがおらんのやろ

13: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:04:23 ID:12r
>>12
代々語り継いでる一族とかめっちゃロマンあるわ

15: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:04:30 ID:rrq
おおよそ日本の神は四種に分類できるらしいで
古典の神、人神、民俗信仰の神、外来の神って感じで

24: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:07:30 ID:12r
>>15
古典の神の例が記紀に出てくる神で
人神が太宰府天満宮や靖国神社
民俗信仰がミシャグジやアラハバキ
外来の神は七福神
って感じかな?

27: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:08:55 ID:rrq
>>24
せやな
付け足すと古典の神は古くから大和朝廷に属してまとめられた地域の神、民俗信仰の神はそこからあぶれた神って感じやな

20: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:06:18 ID:PkL
日本て悪さばっかするヤベー神様っておんの?

23: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:07:14 ID:rrq
>>20
アメノカガセオは古典だと悪神扱いやな
もちろん祀ってる神社もあるけど

30: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:10:03 ID:12r
>>23
アメノカガセオって又の名をアマツカミボシって言って金星のことなんやっけ?
金星は他の星と周期性が違う動きをしてるから

35: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:12:03 ID:rrq
>>30
せや
太陽=アマテラスに逆らうくらい光り輝く星みたいな扱いで悪神になったっぽい
ちな関係ないけど、君の名はサイドストーリーでちょい名前が出てくる

21: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:06:53 ID:tx5
ナルトで大体覚えた

38: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:13:56 ID:Yd9
あまり知られてないけどチートみたいな能力もった神おるんか?

41: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:16:43 ID:rrq
>>38
うーん日本神話ってあんまバトル系やないからなあ
後世平田篤胤がアメノミナカヌシに聖書の造物主の概念を取り込んで他の神とは一線を画す超越的な力を持った神って扱いにしたとかやねえ

44: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:18:02 ID:9nU
>>38
海幸彦
潮の満ち引き操作できる

39: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:14:22 ID:PkL
あの頃から惑星の認識とか概念あんのかよすげえな

42: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:17:02 ID:9nU
アマツミカボシは金星じゃないぞ

43: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:17:36 ID:12r
>>42
そうなの?

46: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:19:05 ID:9nU
>>43
何なのかよくわかってない
そもそも日本の神話で神について善し悪しなんてかかないのにハッキリ悪神と書いてあって異様だってことやな

45: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:18:31 ID:rrq
>>42
星の神の扱いやけど、強いて言うなら金星の神って扱いやろ
北極星の扱いする説もあるけど
50: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:20:55 ID:9nU
>>45
あれは後世の俗説みたいなもんやし
アラハバキは異民族っていうか北方諸民族のうちの一派ってのはほぼ確定
ミシャグジさんはまぁ…ね

58: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:23:01 ID:rrq
>>50
色んな説あるからなあ
ただ金星は明星として強い輝きを放つからそのため太陽神の敵扱いされたって説は納得できる

49: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:20:21 ID:tpo
ツクヨミとかいう名前だけの空気

52: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:21:36 ID:ncl
日本の神々は、いろんな地方の土着神だけじゃなく、色んな地方の世界観・自然観をごった煮にした上に、
文明発展途上でより発展した文明と出会ってしまったことで
本来なら文明発展とともに消えていくような類例の神と文明発展してから登場する神が混在した状態になってるみたいやで

神話学的にかなりめんどくさい(それでいてちゃんと他の類例がしっかり残ってる)構造になってるそうや(体系化されているわけではない)

56: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:22:41 ID:ncl
アラハバキって氷川さんとある意味同居してた神で、だから関東由来やで、たしか

75: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:28:41 ID:12r
>>56
氷川神社の中にアラハバキ神社があってアラハバキ祀ってるんやね
日本武尊の東征前に関東の住民たちが信仰してたのがアラハバキなんかな

83: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:32:38 ID:ncl
>>75
そういう認識でええみたいやね
東征に伴って東北にひろまった、ってのがまあ主流説やなかったかな

ただ「どんな神か」はさっぱりやねん

87: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:35:21 ID:9nU
>>83
アラハバキは朝廷系の神じゃないやで
主神だったのが祀ってるグループが朝廷に恭順して結果神社で主神が朝廷系の神になって客神扱いで祀られるようになったって説
神っていうか元々人だったのを神格化した説もあるし

81: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:32:28 ID:9nU
>>56
東北やで

89: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:36:06 ID:ncl
>>81
それ、『東日流外三郡誌』の影響下にある説やで、たしか

91: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:40:53 ID:9nU
>>89
少なくとも関東にはアラハバキ祀ってる神社ほぼないで
君らが採ってる説が真ならもっと色んな所にあってええはずや
因みに個人的に一番謎なのが寒川神社の寒川ヒコとヒメ命

92: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:41:54 ID:QZH
>>91
これほんま謎やな

97: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:45:41 ID:9nU
>>92
個人体にはやはりアラハバキは土地の豪族なり統治者の祖先神かなんかをシンボライズしたものだと思うんご
んで朝廷に恭順してって…って感じ

79: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:31:16 ID:QZH
氷川神社は出雲系氏族が武蔵に移り住んで建てた神社で、語源的には島根の斐伊川からきてる
祭神もスサノオ
だけど何でアラハバキとスサノオが対立せず同居できたのかは謎やな

99: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:49:12 ID:ncl
>>79
wikiソースだが
「主祭神がスサノオであるという明確な記述は江戸時代までしか遡れない。 」
だそうなんや

関東古神社の御多聞に漏れず、ここもヤマトタケルの在陣説話が残ってるらしいんで、
早くから大和朝廷と手を結んだ豪族なのは間違いないみたいなんやが、その主神はやっぱ謎
(最後の門のチョイ脇辺りに客神の社があるんやが、それが訊いたことない名前やったんだよな)

82: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:32:33 ID:PkL
日本のヘビ信仰ってやっぱインドの影響なんか

84: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:33:08 ID:QZH
>>82
大神神社とかかなり古いし土着やない

86: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:35:02 ID:PkL
>>84
各地にあるよな家の守り神になるからアオダイショウは放置とか
かなりデカいヘッビやで

101: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:50:56 ID:12r
>>82
蛇神信仰は世界各地にあるよね
脱皮する姿が一度死んで生まれ変わるように見えるから復活や生命力のイメージになりやすいんよね
アスクレピオスの杖にも巻きついてるし
蛇が悪のイメージなのはキリスト教だけや

88: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:35:35 ID:rrq
個人的に気になってるのはクニノトコタチなんやが、あれどっから来たんやろ
日本書紀やと本文でも一書でも最初らへんで必ず出て重視されとるし、

90: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:37:07 ID:QZH
>>88
吉田神道のイメージしかないわ

98: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:45:42 ID:12r
>>88
大本教のイメージ
出口王仁三郎は最高神をクニノトコタチにしたために
当時の天照大御神を中心にする国家神道を脅かすからって戦中に大本事件で弾圧されたんよね

100: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:50:17 ID:Yxx
>>98
近代やとそれが有名やなあ
ただ、国ってところからして、アメノミナカヌシみたいな天の思想の中国神話由来とは違う気がするんや

104: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:54:47 ID:ncl
蛇に関しては「セグロウミヘビ」ってのがおってな

コイツの影響か、太平洋には蛇絡みの説話が結構多いみたいやで

たしか出雲大社のお使いの一つやなかったかな

106: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:56:44 ID:12r
>>104
はえーめっちゃ神々しいやん
no title

107: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)03:00:19 ID:ncl
ちなみにセグロウミヘビについてはナショジオのコイツ参照

ttps://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/082600319/

海の民とともにいたのかもしれんね

109: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)03:03:55 ID:12r
>>107
蛇のくせに外洋を横断できるんやな
すごい

108: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)03:01:53 ID:9nU
ワイはアマテラスが天皇とは別の民の神だった説を採るンゴ
皇祖の神の話で多いのは海にまつわる逸話 んで神武天皇のお母さんも鮫 いわゆるワダツミを祀ってたんではないかと思うんご
んでなんかあって太陽神祀ってる民(多分卑弥呼らへん)と統合・合併したんではと思うんごね
そうすると旧唐書にある日本は倭国の別種也と符合するんごね

110: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)03:04:00 ID:oQZ
>>108
卑弥呼=天照説もあるよな

112: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)03:05:02 ID:9nU
>>110
せやな
そもそも卑弥呼個人名じゃない説あるし 日見/巫女だとか役職名ってのは多く言われてるんごね

115: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)03:10:20 ID:QZH
逆に神話に名前があってもどこの神社にも祀られない神もいるよな
イヅノメとか

116: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)03:11:58 ID:oQZ
津速産霊神も祀られてる神社知らんな

119: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)03:16:14 ID:qZ9
>>116
天神社
奈良県大和高田市三和町。
祭神:高皇産霊神、神皇産霊神、津速産霊神
だそうな

68: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:25:47 ID:QZH
最近の神話学で言われてるのは最初はアマテラスではなくタカミムスヒが最高神だったと

72: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:27:15 ID:rrq
>>68
日本書紀やと天孫降臨や神武東征で活躍するのはその名残なんやろなと個人的には思ってる

64: 名無しさん@おーぷん 19/07/02(火)02:24:56 ID:ILt
記録媒体もろくにしっかり残せないから伝え間違いとかめっちゃありそうやんな
それでも残ってるってのはすごいことンゴねぇ…

元スレ:http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1562000387/