692: 5-1 2006/07/31(月) 00:41:15 ID:9ioyrD7t0
【警告】

俺が高校生の時の話。

幼馴染の女の子が、「相談がある」ともちかけてきた。
改まってそんな話する間柄でもなく、どうしたのかと
聞くと、「気持ちが知りたい」とか「どう思ってるのか
知りたい」とか。

ああこれが恋の悩み相談てやつか、としみじみ思い、
彼女の付き添いって形でその相手のいるとこへ向かった。

「ここなんだけど」
着いたところはただの道路脇。
誰もいねーじゃん、と半笑いで彼女に聞くと

「いるよ?○○君には見えないかもしれないけど」

ま  た  か  !

中学時代に、妙な心霊体験に付き合わされて以来、
しばらくそっち系の話なんてしてなかった(意識的に
避けてた)から、油断していた。
ノコノコついてきたことを後悔しつつ、恐る恐る
「じゃあ、気持ちが知りたいって・・・?」

「ああ、この人?の気持ちが知りたいの。なんでココに
ずっといるのかな、って。」

引用元: https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1153796233/



694: 5-2 2006/07/31(月) 00:41:57 ID:9ioyrD7t0
じゃあ俺じゃなくてもいいじゃん。

そう言い掛けると、彼女はにぃっと笑って
「ほら、○○君は『聞こえる人』じゃん?私、『見える人』だけど
聞こえないの。」

つまり俺にその見えない相手の声を聞いてくれということですかそうですか。
しかも俺が「聞こえる人」だと決め付けている。何を根拠に。

何もない空間をぼんやり見つめながら「その人ってどんなカッコ?」
と彼女に聞いてみた。

「うーん。言わないほうがいいかな」聞くんじゃなかった。

「一言で言うとね、カタチとして、ありえない。」どんなだよ!

「人の身体のパーツがめちゃくちゃについてる感じかな」あああ・・・

「だいたいこの辺にいるから、何か言ってるかどうか、聞いてみて」

嫌だ!とは言えない男子高校生。はいはいわかりましたよ。

彼女が指し示すあたりに(嫌々ながら)近づく。
特に何も聞こえない。見えないし聞こえない。

695: 5-3 2006/07/31(月) 00:42:30 ID:9ioyrD7t0
「悪いけど、なんもきこえねーwだって俺、聞こえる人とかじゃねーしww」
そういうと彼女は残念そうに
「そーかぁ、○○君ならイケると思ったんだけど・・・かえろっか」
「帰るべ、どっか寄ってく・・・・・・ぅ!?」

ふと、視線をさっきの道路脇に移した途端、凄まじい寒気と、全身の感覚が
研ぎ澄まされたような、針でつつかれたような、痛みにも似た感覚が走った。

何かいる。さっき彼女から聞いたそのものがいる。
人だった、ということが辛うじてわかる程度に、パーツは確かについているが
どこが顔で、どこが胴体で、どこが四肢で、なんてわからない。
人の残骸、とでも言えばいいのか、とにかくそいつがふらふらと動いている。

「○○君、見えちゃった?もしかして」彼女が驚いたような、嬉しそうな顔で
俺を見る。それに答える余裕もなく、俺はただそいつを見ていた。

いや、正確には、俺が見られていた。そいつの「目」が、俺をはっきりと
視界に捉えたのがわかった。だんだんと、そいつの目は俺の足元から上へ上へ
目線を上げてくる。目を逸らしたいが、俺は固まってしまったかのように
身動きひとつ取れずにいた。

696: 5-4 2006/07/31(月) 00:43:08 ID:9ioyrD7t0
そして、とうとうそいつと目が合ってしまった。高速で震えてブレている感じで
ぼんやりと見えるそいつの目。濁っているのか、空洞なのか、黒目だけなのか。
とにかく真っ黒だった。ただ、目が合った、という感覚が確かにあった。

その瞬間、そいつの「声」が脳に飛び込んできた。

「見るな。殺すぞ」

声が聞こえてすぐ、そいつは消えた。俺はその場にへたり込む。

「いなくなっちゃったね。あいつ、何か言ってた?聞いたんでしょ?あいつの声」
彼女が嬉々として俺に聞いてくる。

「見るな。殺すぞ。だってさ・・・」呆然としながら呟く俺に、彼女は笑って、

「あ、でもいなくなっちゃったから、これはただの警告だね。そっか、見られなくないのか、あいつ。」

こっちは睨まれて、目が合って、大変だったんだぞ。彼女に愚痴ると、彼女は
急に真面目な顔をして言った。

「あいつ、目なんかついてたっけ?」

え。見えてなかったんですか。驚く俺を横目に彼女はため息をつきながら

「○○君には見えたのに、私には見えなかった。なんか嫌だなぁ。私、負けてるなぁ。」

こんな調子で、彼女に付き合わされる機会が徐々に多くなっていく俺だった。

813: 本当にあった怖い名無し 2006/07/31(月) 22:31:31 ID:EMpC2lKI0
【ごめんなさい】

俺の友達がちょっとした成金の息子でさ、要するにボンボンだな。
こちとら免許取るのにも必死で働いたってのに、18でポルシェとか乗ってたのよ。
でさ。そのボンボンの家が、とある場所に別荘を持ってるのさ。

3年前だったかな。
彼女と同棲してた俺は、そのボンボンに頼んでその別荘貸してもらったんだわ。
同棲して半年経って、刺激も薄れてきてたし、ちょうどいいかと思ってね。
ボンボンはやめといた方がいい、とか言ってたけど、行ってみたら結構綺麗な別荘でさ。
俺の家より豪華なのがちょっと癪に障ったけど、まぁ二人で喜んださ。
ちょうど付き合って1年で、記念旅行みたいな2泊3日。
俺も彼女も楽しみにしてたのさ。
別荘の周りは自然も多くて、空気も綺麗だし、凄く安らいだ。
深夜に出発して、旅の疲れも吹っ飛ぶ、ってまさにこの事だと思ったよ。
彼女の作ってくれたメシもいつもより遥かにうまかったし。

で、楽しかったのはここまで。後は悪夢。

到着した日はさ、やっぱ俺も運転で疲れてて、彼女も長旅で疲れててさ。
早めに寝ようか、ってことで早めに布団に入ったんだ。
んで2時くらいにふと目が覚めたのよ。
普段一度寝たら朝まで起きない俺が…珍しいなと思って彼女見てみた。
そしたらさ。

814: 本当にあった怖い名無し 2006/07/31(月) 22:32:38 ID:EMpC2lKI0
いやこれが普通に寝てるんだわ。
ん~、何で俺起きたんだろう?って思ったんだけど、そのまま寝る事にしたのね。
で、目閉じたら
「ご…な…い」
って聞こえてさ。
最初は彼女の寝言だと思って放っておいたんだけど、段々ハッキリ聞こえてきてさ。
「ご…なさい」
「ごめ…なさい」
「ごめんなさい」
ってね。
こいつ、何謝ってんだ?浮気でもしてんのか?と思って目開けてみたんだ。
そしたらさ。

815: 本当にあった怖い名無し 2006/07/31(月) 22:33:52 ID:EMpC2lKI0
別に彼女何も言ってないんだわ。
で、俺も霊感とかある人間じゃないからさ、有害無害とか分からなくてさ。
とりあえず謝るくらいの霊なら放っておいても平気だろ、と思ってもう一回目を閉じたら
「助けて!!!」
ってすげぇ声が聞こえたのよ。
俺驚いて飛び起きてさ、彼女も飛び起きて。
「○○(俺の名前)、今の、聞こえた?」
で、俺はその前の「ごめんなさい」から聞いてるから、心臓バックバクで、とりあえず頷いたの。
何か薄気味悪くなって、その日は結局朝まで起きてた。
で、異変に気付いたのはその朝だよ。
大広間みたいな、応接室?に飾ってある絵があるんだけどさ。
実は到着した日に彼女とこんなやり取りがあったんだよね。

『素敵な家ね~』
「だな~」
『中も広いし、綺麗だし』
「な?何で来ない方がいいのかわかんねーw」
『あ、見て。家族の写真。××君(ボンボン)の家族かな?』
「おー」
応接間に飾ってあった絵ってのが、家族の絵でさ。
父親、母親、お兄ちゃん?と妹みたいな、4人で笑ってる写真なんだけどさ。
その時俺ってば、あいつ妹なんていたっけかな~?くらいにしか思ってなかったんよ。

816: 本当にあった怖い名無し 2006/07/31(月) 22:35:42 ID:EMpC2lKI0
話を戻すね。
その写真のさ、女の子の顔が腫れ上がってんだ、マジに。
俺一気に血の気引いてさ。
「帰ろう、何かやっぱりここ気味が悪い」
って、予定より一日早く帰ってきたのよ。
車の中で彼女がずっと「あの声のせい?」とか言ってたけどスルーしてたのね。
写真に気付いてなかったみたいだったから。
で、十分離れたところでその話をしたら、彼女も青くなってさ。
そっからはもう沈黙。
何時間も無言で運転、彼女も前見たまま。
やっと見慣れた道に戻ってきたあたりで、お互いにホッとしてさー。
「しかし大変な旅行になっちまったなー」
『そうだねー』
「…」
『…』
「…ごめんなさい」(←無論俺たちの声じゃない)

817: 本当にあった怖い名無し 2006/07/31(月) 22:36:23 ID:EMpC2lKI0
マジで青くなった。
運転しながら目の前真っ暗になったぜ。
もしかして俺たち、連れてきちゃった?憑いてきちゃった?とか思ってさ。
もういてもたってもいられなくなって、速攻そのボンボンに電話したんだ。
そしたらそのボンボンも同じ体験したんだって。話してくれた。

で、その時も同じように、家に帰ってきてからも「ごめんなさい」が続いたんだって。
ボンボンもまだ子供だったから、とにかく自分もごめんなさい、ごめんなさいって言ってたらしい。
で、ある時「俺じゃないんです、違うんです」って言ったらそれ以来「ごめんなさい」はなくなったらしい。
一体あの家で何があったのか、それはボンボンも分からないって。
ボンボンの親父に聞いてみても、何も知らないって返ってきたんだって。
元々あの別荘は、その親父の友人から安く譲ってもらったんだそうだよ。
その親父の友人ってのは今は行方不明なんだと。
写真の事も聞いてみたけど、それはボンボンも覚えてないとさ。
確認したくもないってぶっきらぼうに言われた。

以上、実害はなかったけど、俺はとてつもなく怖かったってお話。
例の「ごめんなさい」はボンボンの言う通りにしたら本当に聞こえなくなった。
もしかしたら誰か探してるのかもしれないな。

818: 本当にあった怖い名無し 2006/07/31(月) 22:39:52 ID:cjcTkoUdO
こえええぇ
実はそのボンボンには妹がいたんだけど
両親に嫌われて毎日殴る蹴る犯すの暴行を加えられて死んだとかかな
で自分を殺した両親を探してると

821: 本当にあった怖い名無し 2006/07/31(月) 22:44:25 ID:EMpC2lKI0
>>818
いや、そのボンボン一人っ子なんだよね。w
家継ぐからってニートしてるよ。
俺は家庭があるから働き蜂orz
いいなぁあいつ、ニートになりたい。むしろあいつになりたい。

820: 本当にあった怖い名無し 2006/07/31(月) 22:42:21 ID:zkxiSU3B0
語り方は普通なのに読み終わった後ほんのり怖くなったよ・・・

838: 4-1 2006/08/01(火) 01:11:37 ID:HkYGedqX0
【まさかあの子が…】

高校3年の夏休み、幼馴染から電話が来た。

「勉強手伝って・・・」
死にそうな声だ。

人の手伝いをする余裕なんかないんだが。

「ううう・・・化けて出てやる・・・」

彼女が言うとなんとなくリアルなので、
渋々行くことに。図書館にいるってことで、
そんなに遠くもないので歩いて行く。

クソ暑い昼下がりに、クソ重いカバンを背負って
だるそうに歩く俺。

途中、道路脇で子供が一人、地団駄を踏んでいる。
小学1年ぐらいの男の子だ。

ああ、このぐらいの歳の子は飛び跳ねたり、わけもなく
一人行進みたいなことするのが好きだものなぁ、と
しみじみ思いながら微笑ましい気持ちでその子を眺める。

そのうち、その子の動きがでたらめでなく、一定の連続した
動きになっていることに気づいた。

839: 4-2 2006/08/01(火) 01:12:23 ID:HkYGedqX0
空中をつかむ→つかんで地面に投げる→バンバン踏む

この動きの繰り返しだ。なんとなく楽しそうに、一心不乱に
続けている。
何してるんだ?ちょっと気になって、男の子に話しかけた。

「こわいおじちゃんをねぇ、ころしてるの。」

暑さの吹っ飛ぶ答えに、聞き返すこともできずその場を去る俺。
図書館に着き、幼馴染に早速報告。

「あのねー、全部そっち系に結びつけるのって、どーかと思うよ?」
お前の影響じゃ!

「子供って、そーいうのあるじゃん?一人遊びっていうか、空想で
楽しむっていうかさ。その子もそれじゃないかな・・・・・あ・・・。」
あ、って何よ。

「それってさ、どのへん?その子がいたとこ。」
あ。

あの道路脇。
俺が「人間パーツ寄せ集め」に睨まれたとこだ。

俄然、元気になった幼馴染。ふむふむ言いながら、一人納得のご様子。
「ちょっと休憩。行ってみよか、そこ。」

休憩て。俺着いたばっか・・・

840: 4-3 2006/08/01(火) 01:13:08 ID:HkYGedqX0
今来たばっかの道を今度は二人で辿る。

「なんでその時点で気づかないかなー?○○君は才能あるのにさー」

知らんうちに才能まで芽生えさせられてる俺。
そうこうしてるうち、問題の場所へ。男の子はまだいた。

「この子がやってたんだ・・・」彼女が宝物でも見るかのように
潤んだ瞳で男の子を見つめる。

彼女が男の子に近づいた途端、男の子が脱兎の如く逃げ出した。
ご丁寧に、逃げる間際も、念入りに地面をバンバン踏みつけて。

「あーあ、逃げられちゃった。聞いてみたいこといっぱいあったのに。」

どゆこと?残念がる彼女に聞く。

「○○君はホント、理解力が乏しいねー。あの子の動き、見てたでしょ?」

841: 4-4 2006/08/01(火) 01:14:18 ID:HkYGedqX0
何かをつかんで(ちぎって?)は投げつけ、踏みつけ・・・

まさかあの子が、「人間パーツ寄せ集め」をあんな姿に?

「そゆこと。子供にこんな姿にされたんじゃ、そりゃ見られたくないもんねー」

「こんな姿」って。まだ見えてんの?

「うん、もうバラッバラだけどね。そのうち消えるんじゃない?」

どこからともなく「見るな・・・」という声が聞こえたような気がした。

「○○君、やっぱ才能あるよ、うんうん。」彼女が腕組みしながらしきりに頷く。
何でだよ。そのバラバラのやつも今回は見えなかったし。

「へ、充分だよ?あの子が見えたんだから。」
彼女があっけらかんと答える。

あの子、見ちゃいけないもんだったのか・・・orz


846: 本当にあった怖い名無し 2006/08/01(火) 01:45:03 ID:xAKIFq/G0
※閲覧注意【「おお~~うるせぇ」】

怖さの種類が違う気がするが一応


大学生だったころ
仲がそれなりによかった友人と一緒にちと歩いて遠出をしていた

結構人がいるところだったんだが
信号が青になったんで歩き出そうとしたらダチが
「ん? ちと待て」と言って俺の腕をつかんだ
あ? と思った止まったが、そこでイキナリ大きめの車(種類はわからない)突っ込んできた
後で聞いたところでは居眠り運転だったらしい

うわ!って感じでみんな避けたんだがちょうどなんか靴紐を結んでいたのか
中学生くらいの男の子が動けなくて、思いっきり轢かれた

どんって吹き飛ばされるんじゃなく、車体の下に引きずり込まれる感じ

グチャって感じだった
思わず目をつぶったんでよくは覚えてないが、かなり酷いものだったらしい
血のにおいが充満してた

何より酷かったのは、ひどい言い方かもしれないが死ねなかった事
その後そばの電柱にぶつかって止まったんだけど
「ひぃぎゃああああ」って感じの叫び声が響いていた、アレは思い出すだけで吐き気がしてくる


でも、それは別に怖くなかったんだ
怖くは無かったんだ、気持ち悪かったし、うわぁ・・・とは思ったけど

847: 本当にあった怖い名無し 2006/08/01(火) 01:45:47 ID:xAKIFq/G0
「おお~~うるせぇうるせぇ」


マジで空気が止まった

轢かれた直後も止まってたんだが、それとはなんか違った

轢かれた直度は、なんかシーンとしてた感じだったんだけど
今度は、みんながこっちを見てた、信じられないって感じで
張り詰めた空気って感じ

アレは怖かった、俺をみていたわけじゃないんだけど、周りに、20人くらい居たんだけど、それが全員口を半開きにして目を見開いてこっちを見てたんだよ
思い出すだけでも寒気がしてくる


そしたら、今度は笑って
「何、止まってんだ?救急車呼べよ あ、いらないか?」
って言って、こっちも方見て
「どうだろ? あれ死んだかね、もう声しない訳だが」


いつの間にか、声はしなくなっていた

その声で周りが一気に動いた
「オイ、救急車!」って言う人や、足早にそこを離れる人や吐く人やら

なんか、全員、そいつから円を描くように離れて動いていた
直線状にそいつが居るとみんな円を描いて移動してた


848: 本当にあった怖い名無し 2006/08/01(火) 01:46:54 ID:xAKIFq/G0
怒ってるって感じじゃなかった
不謹慎だって言うやつも居なかった
みんな逃げてた

そいつから

俺も怖かった
事故が起こる直前まで普通に話してたのにさ
マジで怖かった


そしてそいつは事故現場、そのなんかひき肉みたいになっちゃってる場所を見て
「お、死んだ」ってつぶやいた
後で聞くと、ちょうどその時に死んだらしい

そいつは、もうかれこれ七年以上会って無い
生きてるとは聞いてるが、どこにいるかもよく知らない

ただ、精神病の患者とか、そう言う人間には職業上よく会うんだが
なんか、そう言うのとはまるで違った
普通なんだよ、まるで普通
普通なんだけど、狂ってる、そう言う人間って居るんだなって本当に納得した

858: 本当にあった怖い名無し 2006/08/01(火) 03:49:56 ID:xHYmhsIdO
>>848
怖すぎる…
頭にその情景がうかんで鳥肌たった…。

853: 3美化 ◆QnlNDolR.2 2006/08/01(火) 03:24:29 ID:A+EWiBpo0
【朝の体育館】

高校3年のとき俺はくじびきで負け、美化委員会に入った。
美化委員は朝6時から美化運動というなの校内清掃をしなければいけないハズレくじ。
委員会は3つぐらいに班分けされて、清掃活動は週2で持ち回り式。

俺は第三美化チームだった(←チームというネーミングは今考えるとダサい)
第一班は月・木、第二班は火・金。そして俺の第三班は水曜だけ、土曜は学校が無いから。

班は十人ぐらいで、学年も性別もごっちゃごちゃ。清掃活動するだけだし、特に問題も不満も無いんだけど
その中に同じ3年で、飛びぬけて暗い飯島という奴が居た。背が低くていつも教室で本ばかり読んでるネクラ。
俺は「うわーつまんねえ奴と一緒になったな」とか思った。
他の班が楽しそうに見えたりもした。

最初の水曜日、6時に集まった俺ら第三班は先生の指示で掃除を始めた。
校庭のゴミ拾いや靴箱の雑巾がけなど、班はバラバラに分かれて作業した。
俺はその飯島と二人で体育館のモップがけを命じられた。
七時から朝練で部活が始まるからテキパキ仕事をしろって。めんどくせえ。

俺は話したこともない飯島と二人で体育館のモップがけを始めた。
朝の体育館は別に不気味でもなんでもなくて、すがすがしい感じもした。
せっかくなので何か飯島と話を…とか思ったけど、黙々と床を磨いた。正直辛かった。

854: 3美化 ◆QnlNDolR.2 2006/08/01(火) 03:25:30 ID:A+EWiBpo0
すっごく静かな体育館で、男が二人でしかも無言で朝っぱらから床磨きなんて楽しくないな
なんて思ってたら、背中でキュッキュッて音がした。バスケの試合中のシューズの音。
俺はすぐ振り返ったが誰もいない。視線を戻すと飯島は少し離れたところで淡々とモップをかけている。

気のせいかなって思ったら今度は遠くでダン、ダン、ダン!って音がする。ボールを床に叩きつける音。
視線をそちらにやっても何も無い。俺がキョロキョロしていると背中から
「聞こえたよね?」って声がする。びっくりして振り返るといつの間にか飯島がいた。

「加藤君(←俺の名)も聞こえたでしょ?今の。」ってニコニコしながら飯島は言った。
ネクラな笑顔が不気味だったし、飯島から話かけてきたことが意外だった。
俺は今のは何の音だと聞いた。
「残留思念。」飯島はモップの柄にアゴを置いて答えた。そして続ける。
「人の想いが土地に留まるってのは良くある話なんだ。想像してごらん例えば父が死んでも尚、父が生前愛用していた椅子に父親が座ってる気がする。
こういうのが一番身近な残留思念。」
俺は飯島が何を言ってるのかいまいち把握できなかった。幽霊ってことか、と俺は聞いた。
「そりゃあ残留思念が怨恨や未練など強烈なものならば自縛霊になる可能性もあるけどね。でもそんな事は殆ど無い。」
じゃあなんなんだと切れ気味で俺は聞いた。
「生きてる人の残留思念もあるんだ。校長用ソファには座りにくいだろう?あれも一種の残留思念、校長先生の想いが留まってるから。」
ふーんと俺は聞いた。でも内心は気持ち悪い事を言う奴だなあって思った。
「たぶんバスケ部の人の残留思念だと思う。熱い感じがするよ。相当バスケが好きな人の、生霊みたいなもんだと思う。」
へえって俺は言った。俺は「飯島って見た目どおりの変人だ」なんて思いながらモップがけを終わらせた。


855: 3美化 ◆QnlNDolR.2 2006/08/01(火) 03:26:16 ID:A+EWiBpo0
黙々と床磨きしたおかげで6時半には作業終了した。
飯島と二人で体育館から出ようとしたとき、また背中で音がした。キュキュキュッって。
「ね。生霊が練習してるんだよ、この人本当にバスケが好きなんじゃないかな。」と飯島。

そしたら体育館の重い扉が開いた。バスケ部キャプテンの内野だった。
内野「お、加藤~。朝から掃除かよー貧乏くじ引いてご苦労なこった。」
朝練にしては早くねえか?って俺は聞いた。
内野「県大会がちけーんだ。最後の大会だしそれに今年はイケそうな気がするんだ。」

俺と飯島は目を合わせて頷いた。飯島は小さくピースをした。
内野にがんばれよと言い、俺たちは体育館を出た。
そのあと掃除を早く切り上げすぎて先生に軽く怒られた。空いた時間に校庭のゴミ拾いをさせられた。
生徒の登校時間になり俺と飯島もそれぞれの教室に戻った。
変な朝だって思ったが、ちょっと感動した。そんな話でした、お粗末でスマ祖。

これを機に第三美化チームに関して幾つかの霊的体験があったが、飯島がいてくれて良かったなって思うことが多かった。
飯島は心霊に関する知識が半端じゃなくて、そのせいで面倒な事に巻き込まれたりもした。
暇があれば紹介させてください。


856: 本当にあった怖い名無し 2006/08/01(火) 03:30:41 ID:BK66B3qr0
>>855
乙です。
生霊と言えば、自分の思い入れの強いものとか人に、自分の生霊がうろついてないか心配になることがある。
33: ① ◆2LEFd5iAoc 2006/08/02(水) 16:12:21 ID:jFmpf9Nx0
【誰もいない病室で見たもの…】

後輩のS君が大学生時代に体験した話です
当時S君はバレー部に所属していました。
そしてある大会での競技中にアキレス腱を断裂と言うアクシデントに見舞われたのです。
試合途中で退場し、控えの選手に担がれて病院へ連れて行かれました。
連れて行かれた先の病院はその界隈でも「出る」とうわさがある病院でして、
でもその大会会場から一番近いのがその病院だったので、
その時はとにかく慌てて連れて行かれたみたいです。
結局一週間その病院に入院することになりました。

6人くらいの相部屋でS君の向かいにベットには気のいいヤクザ風のおじさんがいたそうです。
そのおじさんが早速教えてくれました。

「この病院、出るで……」

詳しい話は聞かなくてもその日の夜から遭遇しました。
真夜中に誰かがワゴンを押して病室の前を行ったり来たりするのです。
ワゴンには手術器具が乗っているようでカチャカチャという音とワゴンの車輪のキーキーという音が、
最初小さく聞こえてだんだん大きくなり、病室を走り去るように通り過ぎて行き、
そしてほどなく今度は逆の方からまた走って通り過ぎるのを確かにS君は聞きました。
なんでもそれは以前勤めていて事情で亡くなった女性看護士という話でした。

もちろん実際に姿を見た人も何人もいてそのヤクザ風おじさんも見たそうです。
元々そういう話に興味が無いS君は怖くない、ほんとかよと自分に言い聞かせながら、
それでも夜中に病室の外へ絶対出ないようにしていました。
だって興味は無いないけど実際その不自然に行き来する音を一晩に何度も聞いてしまったのだから、
敢えて出て行かない方が無難です。
でもそう気にしていると逆に出て行く用事は出来るもので最後の日の夜、
消灯が過ぎて11時頃どうしてもトイレに行きたくなってしまいました。
しょうがない、覚悟を決めてトイレに行きました。

34: ② ◆2LEFd5iAoc 2006/08/02(水) 16:12:54 ID:jFmpf9Nx0
トイレは病室からけっこうな距離があり病室を出て松葉杖をつきながら50mぐらい進んでいった
もうすぐつこうかというところで、行こうと思っていたトイレの方向から
「カチャカチャ……キーキー」と聞こえてくるではないですか!
これはまずい……、S君はトイレに行くのを諦め、
自分の病室にもどるには距離がありすぎるから一番近くの病室に避難しようした、
それでも松葉杖のS君には結構な距離だ……

S君は必死で進んだ、その間にも背後から「カチャカチャ……キーィキーィ」と迫ってくる

何とか辿り着き力いっぱいガラッと扉を開け病室に入った
どんどん音が近づいてくる、とうとう音は真後ろにきた、
だが意外にも何事も無く通り過ぎていきました。そして前に聞いたときのようにまた戻って通り過ぎました。

でも何かおかしい、あれだけ大きな音を立てて扉を開けたのに誰も起きてこない…
暗闇の中ベッドを覗くと誰もいない。
S君はもう来ないだろうから早く自分の病室に帰ろうと立ち上がった時、
またワゴンの音がしたのです。
いつもと違う……とS君は思いました。
ワゴンはまたを通り過ぎました。そしてまた戻ってきました。
そして戻ってきた時誰もいない病室の前で音はピタリと止まりました。

病室にいたS君もさすがにドキリとしたそうです。
でも病室の電気は点けてるし、実は見回りの看護婦かもしれない……。
カチャ、ギィィィィ 扉が開いて誰かが入ってきました。
見回りの看護婦なら声をかけてくれるはず……、S君の心臓はバクバク、汗もかいてきました。
そして…何も起こらない……、声もかけられない……。
電気もついてて室内は明るいままそれに背を向けたまましばらく硬直していたS君、
恐る恐る後ろを振り返った時……。

看護帽をかぶった女性がワゴンに手をかけてS君を眺めていたそうです。
その女性の顔は真っ白で目はうつろなのにしっかりS君を見つめていました。

35: ③ ◆2LEFd5iAoc 2006/08/02(水) 16:13:31 ID:jFmpf9Nx0

気がつくとS君は病室で倒れてました。
病室の電気は点いたまま窓から薄明るい朝日が差していました。
フラフラと病室に帰ると時間は朝の5時過ぎ、S君の音に起きたおじさんはニヤりと笑って

「あんた、見たんだね」

と言いました。
S君があったことを話すとそのおじさんも失神したと恥ずかしそうに教えてくれました。
と、これがS君が話してくれた体験の全部です。
こんなドラマみたいな怖いこと、本当にあるんだなぁと思いました。

143: 本当にあった怖い名無し 2006/08/03(木) 00:08:14 ID:C5KNLqsy0
【ばあちゃんが大事にしてたもの…】

実話というか、母から聞いた話。肉親の話だから嘘じゃないとは思う。
母の昔の記憶だから、多少あいまいなとこはあるかもしれないけど。

母がまだ子供の頃なんだけど、遊んで家に帰ってきたら、居間の雰囲気がいつもと違う。
そんときは家に誰もいなくて、母一人。で、何が違うのかよくよく考えたら、飾って
あった人形の位置が変わってたんだと。
普段はサイドボード?(食器棚みたいなやつ)の中に入れて飾ってるはずが、何故か
床にうつぶせの状態で落ちてたらしい。
母の母(俺のばあちゃんな)は几帳面な人だったから、人形を放り出してどっか出かける
なんてあり得ない、母はそう考えて最初は泥棒が入ったんじゃないかと疑ったんだそうだ。
だけど、部屋の中の他のものは全く動かした形跡もないし、何か気持ち悪いなと思いながら
母は元の場所に人形を戻しておいた。そうしてるうちにばあちゃんが家に帰ってきたんで
母が聞いたらしい。「人形床に落ちてたけど、動かした?」みたいな感じで。
そしたらばあちゃんは血相変えて「本当か!?」と慌て出したらしい。
慌て方が尋常じゃないんで、母も怖くなってばあちゃんに何が起きてどうなったのか聞いた
らしいんだが、教えられないの一点張り。とりあえず母の父(俺のじいちゃんだ)が
仕事から帰るのを待ってたんだと。

144: 143 2006/08/03(木) 00:09:19 ID:C5KNLqsy0
じいちゃんが仕事から帰ってきて、ばあちゃんが早速そのことを報告すると、じいちゃんが
いきなりばあちゃんを張り倒して「だから捨てろと言ったんだ!」ともうブチ切れ。
その日のうちに、車で1時間以上かかる距離の寺まで行く、といってじじばばは出て行ったんだと。
母は一人残されて心細く思いながらも寝たんだそうだ。そしたら夢の中にその人形が出てきて
居間の中を飛び回ってる夢を見たらしい。普段見慣れてる人形の姿じゃなく、もっと人間ぽい
質感になってたと母は言ってたが昔の話だし、夢の中のことだから俺にはわからん。
朝になって母が起きてくると、じじばばが疲れきった顔して朝飯食ってた。昨日はいったい何が
あってどうしたんだ、と母が聞いても「あなたは心配しなくても大丈夫」と取り合ってくれな
かったそうで、母はもやもやしながら学校へ行った。
で、学校から帰ってくると、ばあちゃんがその人形を丁寧に拭いている。特に足の裏を念入りに
拭いていて、何をしてるのか聞いてみたがばあちゃんは教えてくれない。
ちらっと見えた人形の足の裏は、泥がついたみたいに真っ黒くなってて、ばあちゃんがそれを
拭いてるように見えたらしく、さすがに母も気持ち悪くなりばあちゃんを問い詰めた。

145: 143 2006/08/03(木) 00:10:04 ID:C5KNLqsy0
で、ばあちゃんが白状した内容が
・人形は昔からばあちゃんが大事にしていた(ばあちゃんが子供の頃から)
・大事にしすぎて、じいちゃんと結婚するときも捨てるに捨てられず持ってきた
・以前も人形の位置が変わったり汚れたりしたことがあり、寺に相談に行った
・寺の住職の話によると、ばあちゃんが人形を大事にするあまり、人形自体に念のような
ものが移り、霊的なものも入り込む受け皿になった、との事
・そのときは住職にお経を唱えてもらって、静まった。住職からは、「このまま家に置いておくと
また良くないものが入るから、寺に預けたほうがいい」と言われたが大事なものなので断った
・昨日もその寺に人形を持って向かったはずが、寺に着いてみると人形がどこにも見当たらず
仕方なく帰ってきたら、玄関先に人形が落ちていて足の裏が真っ黒だった。
・箱に入れて持っていったので、出るときに玄関先に落とすということはありえない。

その話をしてる間中、ばあちゃんは人形の足の裏を拭き続けていて、母は子供心にばあちゃんが
よっぽどその人形を大事にしてるんだな、ってことと、その人形にはまだ何かの霊がとりついて
いるんだ、ってことを思って、どうしようどうしようと考えてたらしい。

148: 143 2006/08/03(木) 00:12:07 ID:C5KNLqsy0
じいちゃんが仕事から帰ってきて、母はじいちゃんに相談した。じいちゃんも前回人形がおかしく
なったときにひどい目にあったらしく(詳しくは教えてくれなかったそうだが)、今回はどうしても
人形を処分したかったらしい。で、ばあちゃんに言うと渋られるだろうから、ってことで、ばあちゃん
が寝てからコッソリ人形を寺に持っていくことにした。母も人形に対する怖さが先に立ってしまって
それに賛成したらしい。
で、その夜、じいちゃんは人形を持って出かけて、そのまま帰ってこなかったらしい。
人形はというと、次の日の朝、玄関先に落ちているのをばあちゃんが発見した。ばあちゃんはそれっきり
人形を誰にも見せなくなったらしい。
ばあちゃんはそれ以来、どこかおかしくなってしまったみたいで(じいちゃんがいなくなったのもあった
みたいだが)、結局母は叔父の家で暮らすことが多くなったんだと。
そんな暮らしをしてる間に母も大きくなって結婚して、俺が生まれるちょっと前にばあちゃんは病気で
入院した。母がばあちゃんの部屋を整理していると、押入れから箱に大事に入れられたあの人形が出てきた
らしい。それを見て母は愕然としたそうだ。
人形の顔一面に、何かを浴びたような黒いシミがあり、人形の至るところにお札が貼ってあったり経文が
書かれていたりのそれはすごい状態だったらしい。
母は慌てて寺に行き、住職(その頃は前の住職も亡くなってて、次の代だったらしい)に家まで来てもらい
お経をあげてから寺に引き取ってもらったんだと。で、お経をあげ終わって母がありがとうございます、って
言って住職をさて送ろうか、ってときに病院から連絡が入って「ばあちゃんが大変だ」と。

149: 143 2006/08/03(木) 00:14:17 ID:C5KNLqsy0
母が急いで病院にかけつけるとばあちゃんはもう虫の息だったらしく、しばらくしてそのまま亡くなったそうだ。
ばあちゃんのお骨は、母の希望で、寺でしっかり祓ってもらったあとの人形と一緒に埋められたらしい。

人形とばあちゃんの因果関係とかじいちゃんが結局どうなったのかとかはわからんのだが、ついさっき母に
聞いた話だ。母の解釈は、じいちゃんは寺に人形を預けにいく途中に「何か」あって、たぶんもう生きてない
だろう(当時捜索願も出したが、胡散臭い目撃情報しかなかったらしい)、人形についてたシミは、
返り血じゃないか、ばあちゃんはそれを理解しておかしくなったんじゃないか、ってとこで落ち着いてた。
じいちゃんもばあちゃんも「病気で死んだ」としか聞かされてなかったからショックだ・・・
しかも俺、来週ばあちゃんの墓参り行くんだよ・・・

150: 本当にあった怖い名無し 2006/08/03(木) 00:23:29 ID:w72PQDMi0
>>149

にににににに人形系苦手なんだよおおお(((;゚Д゚)))!!1!!

143がお墓参りに行った時、もしその埋めたはずの人形が
ちょこんと部屋の隅に置いてあったりしたら・・・・どうするよ(´ω`;)

152: 143 2006/08/03(木) 00:28:50 ID:C5KNLqsy0
>>150
怖いこと言わないでくれ・・・
俺もさっき聞いたばっかだし、自分の親父行方不明になった話だってのに
母はやけに普通に話すし・・・人形の種類書き忘れたけど市松人形だっていうし・・・

158: 本当にあった怖い名無し 2006/08/03(木) 00:52:09 ID:w72PQDMi0
>>152
まじで怖いよそれ。自分関係ないのに部屋ん中に人形が隠れていないか
怖くて何回も部屋見回してしまう・・・・w;
お墓参り・・・・何にも無ければ、良いね('人`)ナモナモ

404: 雲助 ◆M9o.tAaGcs 2006/08/04(金) 02:49:45 ID:Uly89p8N0
【8月2日】

私は某地方都市で貸し切りバスの運転手をしています

一昨年の8月2日
ある子供会の行事で隣のY県の海水浴場に日帰りで行きました
結構田舎の子供会なのですが 会費無料(町の補助金が在る為)と言うことで
補助席を使うほど満席でした

現地では 子供会の親など有志などの協力でそれなりに盛り上がり
楽しく一日も過ぎました

いざ 帰る時間になっても 一人女性が戻ってきません
大人や現地係員など手分けしても見つかりません
そのうち 少し離れた海岸で 身元不明な水死体が見つかったとの情報があり
責任者の方が確認に行ったところ
やはり 私どものお客さんでした
その方は ボランティアとして 一人で参加していた 女性でしたが
少しお酒を召し上がって泳がれたと言うことで
他の人が気がつかぬ間に 溺れたようです

結局 帰りのバスは その女性の席だけが 虚しく空いていまし

次へ

405: 雲助 ◆M9o.tAaGcs 2006/08/04(金) 02:51:26 ID:Uly89p8N0
>>404
続き

その翌年 つまり去年ですが
なんと 昨年と一緒の8月2日
今度は違う町の子供会と敬老会の合同海水浴として
同じバス 同じ運転手(私です)で 同じ海水浴場へ出かけました
去年は 無事事故も無く 笑顔で帰ることが出来たのですが
車庫に帰り 車内清掃をしていると
一席だけ 椅子がグッシャリ濡れているのです
あれ?お客さんが 濡れた物でも置いていたのかな?と思いながらも
それにしては 半端でなく濡れているのです
床まで雫が垂れるほど濡れていました

よくよく 考えると この席って 彼女が座っていた席なのです


あまり 霊感やその手の話を信じない私としては
今日のお客さんがなにか こぼしたのだろうと一人納得させ
仕方なく その席を外し 予備の席と交換し
翌日の乗務員へ バスを引き渡し 私は上がりましたったりも

406: 雲助 ◆M9o.tAaGcs 2006/08/04(金) 02:53:01 ID:Uly89p8N0
>>405
続き

それから一年 今年も なんと8月2日
同じ海水浴場へ 一昨年の子供会の仕事で
同じバス 同じ運転手 同じ行程で行くことに
今年は補助金が無いと言う事で 若干少ない参加者でしたが
それでも 席は埋っています

なんだかんだ言いつつも 無事行事も終わり
あと少しで 最後の幹事さんを降ろせば
車庫に帰って清掃だ と 云う所で
幹事さんが
「すいません だれか濡れたものを置いたようで ここの席だけ濡らしてしまって 申し訳ない」
と 言ってこられました
ここまで話せばお分かりと思いますが

その席って 一昨年なくなられた彼女の席なんです

別に 偶然その席が何か濡れ物を置いた為に
そうなったのかも 知れません

でも ふつう床まで雫が垂れるほど 濡れるって
考えられないんですよね

407: 雲助 ◆M9o.tAaGcs 2006/08/04(金) 02:53:54 ID:Uly89p8N0
>>406
続き

これが 霊現象や怪奇な現象なのか 私は分かりません

会社も 不思議がっていました
だって 同じ日に同じ場所に同じ運転手で同じバスが
3年も行くことなんて 極めて計画的にしないと無理だって
他にも仕事がある訳で たまたま偶然その行程に
同じ条件で3年も当たるなんて
おかしいと言ってました

もし 来年も同じ行程が会ったら
必ず運転手とバスは 違うものにすると言ってました

でも ここまできたら もう一年 行ってみたいかな?って思ったりもします

409: 本当にあった怖い名無し 2006/08/04(金) 02:59:41 ID:Q1HxgbyQO
>>407
なかなか面白かったじゃねーか